ここまでできたら、まずは繋いで動作確認だ!
どうも、サンドマンです。先日夫婦で高尾山に登ってきました。晴れていると眺めが良くて気持ちいいですね。
さて今回は、近頃更新少なめな太陽光発電の記事をお送りします。年末が近づき、あらゆることが間に合わず、ブログ記事のストックが尽きかけておりまして、焦って執筆しております。というわけで今回はゆるめにいきます!
これまで私たちは、太陽光発電に必要な様々な機材を買い集め、ソーラーパネルの動作確認、屋上から1Fバッテリールームまでの送電線敷設、バッテリー架台製作&バッテリー設置・・・などなど、様々な作業を進めてきました。ここまで進めたところで一度、システムの仮配線&動作確認をしてみよう!ということに相成りました。
果たしてここまでの作業に問題はなかっただろうか・・・!?
とある夏のある日。まずは屋上から作業を開始します。
購入したソーラーパネル全6枚を配置!
今回のシステムは24V系統、ソーラーパネル単体は12V系統用となっていますので、以前の記事で紹介した通り、ソーラーパネルは2直3並(2個直列に繋いだものを3組並列につなぐ)とし、24V系統とします。並列接続された各系統には、逆流防止用のダイオードを接続します。接続はMC4コネクタ付きの専用ケーブルで一発です。
詳しい考え方は、以前の記事を参照してみてください。
並列に繋いでひとまとめにした配線は、先ほどの写真の左から伸びている送電線とつながります。ただし先日の記事で説明した通り、チャージコントローラの正しい配線接続順序に従って、この部分は最後に接続します(注意です!)。
こちらの送電線、以前の記事でも紹介した通り、長々と伸びていきます。屋上から屋内に引き込まれ、
階段を下っていき・・・
1F階段下の通称「バッテリールーム」に入線。
かなりの距離を引き回しました。
次に、バッテリールームの配線です。
チャージコントローラに負荷(インバータ)、バッテリーの順に配線接続していきます。上の写真に写る赤い箱がインバータです。また、今回は先日紹介したダイオードアダプタの製作が全数間に合わなかったので、バッテリーは2個のみ直列で接続しています。
最後に、ソーラパネルと送電線を連結!
ついでにパネルの角度もなんとなく微調整。
(現太陽光が垂直に当たるように・・・勘で笑)
(現太陽光が垂直に当たるように・・・勘で笑)
この状態できちんと発電しているのでしょうか。チャージコントローラ表示を確認してみると・・・
きちんと動いている!
画面に写る発電電流は5.1A。この時の発電電圧を測り忘れてしまったのですが、仮に電圧が最大(開放電圧)としても43.2V×5.1A = 220Wの出力で、パネル6枚の定格合計600Wに全然及んでいません。少々気になりますが、このあたりは問題の有無や改善点を今後より定量的に確認してまいりましょう。
この後、インバータにちょっとした電気機器を接続し動作するところまで確認しました。性能はともかく、システムとしては一応成立していそうです。とりあえず、良かった!
(まあこの後色々苦労したのですけど・・・その話はまた今度。)
というわけで今回はここまで。次回はこれまで詳しい話を一切してこなかった最後の構成要素、インバータの選定に関する基礎知識をお送りする予定です。
それではまた次回!
(サンドマン)
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