どうも、過去に上司から「お勉強はできるけど、頭を使った仕事が苦手だよね」と揶揄されたことがあります。サンドマンです。
さて今回は、これまでとは毛色が少々異なる記事となります。
私サンドマン、僕らのガレージでの活動を通じて、第二種電気工事士資格に続き、第4級アマチュア無線技士の資格を取ってしまいました(笑)。今回は資格取得に至ったワケと、資格取得までの軌跡を、ご紹介致したいと思います!!
【なぜアマチュア無線資格?】
まずは今回資格を取得したワケから。別に私、いわゆる「アマチュア無線」そのものを始めようと考えているわけではありません。
ここ数年、ドローン界隈がだいぶ盛り上がりを見せていますよね。近頃、ドローンに興味を持つガレージメンバーが多くなってきたので、みんなでドローンを飛ばして遊んでみよう!と画策しています。ガレージの2Fは天井も結構高いので、室内でドローンレースをするのも夢ではありません!
自由自在に飛ばすの、憧れますよね・・・
ガレージメンバーの中に、偶然にもドローンを普段から飛ばしている方がおり、現在その方の指導も受けつつ準備を進めているのですが、その中で以下の事実を知ったのです。
ドローンに小型カメラをつけて画像伝送するには、アマチュア無線の資格が必要。
もちろん、ごく一般的なラジコンのように、ドローンを目視確認しながら操作する場合には資格不要です。しかし、ドローンにカメラを搭載し、カメラ画像をFPVゴーグル(VRメガネみたいなやつ)に映しながら操作するには、資格が必要なのです。
というのも、カメラ画像の伝送には「5.8GHz帯の周波数」の電波を使うことが多く、その取り扱いに資格が必要なため、なのです。
「FPVゴーグル」っていうのは、こんな感じのやつね。
詳しくはこちらをどうぞ↓
せっかくならFPVゴーグル使ってドローン操作してみたいですよね!受験のハードルもそれほど高くないと聞きましたので、受験することを決意しました。
【早速お勉強!】
というわけで、早速試験勉強開始です。
ネットの口コミを参考に、学習用の参考書を購入しました。こちら!
この業界のベストセラー。通称「完マル」。
問題は全24問の選択問題
(マークシート回答)で、試験時間は1時間です(十分余裕あり)。法規に関する内容と無線工学に関する内容から半分ずつ出題されます。試験範囲がさほど広くなく、それほど問題のバリエーションを増やせないためでしょうか、過去問とほぼ同じ問題が出るケースが多数あります。このため、四の五の言わず過去問を解くことが合格への近道となります。こちらの参考書は、過去問を再構成(※)し、ある程度体系的に学習を進められるようになっています。
(※)第1問で出題された問題、第2問で出題された問題、・・・というくくりで過去問をグルーピングし収録してある。試験問題の順番はパターンがざっくり決まっているので、この方法である程度分野別に整理できてしまう。面白い。
少々気になるのは、無線工学の内容について「とにかく暗記しろ!」と言わんばかりのスタンスで書かれていること。「この図が出たら条件反射的に回答はこれ!」みたいな勉強のさせ方をしてくる。真面目にアマチュア無線をやるわけではないので別によいのだけれど、これで良いのかなあ?
例えばこの問題。ICやVBEが何を意味するかなど知る必要もなく、
図中で「点Pが坂のどこに存在するか」だけで、条件反射的に回答可能なんです。
(わかる人にはわかるはず・・・)
テキストを一通り学習したら、Web上で公開されている練習問題を解くのもおすすめです。
この手のお勉強に慣れている方なら、1週間くらいでマスターできると思います!
過去問はほぼ全問正解!準備万端。
【受験は申し込み手続きから始まっている!】
試験は日本無線協会で実施しています。地域によりますが、主要都市で年4回程度開催されており、気軽に受けやすいです。試験実施の約2ヶ月前に申し込みが必要です。
また東京では、月1回事前申し込みが不要の「当日受付試験」が実施されています。東京近郊の方は、ぷらっと受験するのもありですね。
・・・と書いたのですが、世はコロナの禍中。会場が密になるのはまずい、と考えたのか・・・
当日受付試験が事前予約制に。
当日受付とは・・・?
(図出典:日本無線協会Webサイト)
我々のとある仲間はこの罠に引っかかり、当日受付試験()を受験できなかったのです・・・(泣)
試験は申し込み手続きから始まっているのですね(笑)。皆様どうぞお気をつけください!
【いざ、受験!】
神奈川県在住の私ですが、「早めに受験したい!」という思いから、直近で試験が開催される名古屋に出向くことに。
会場は中産連ビル本館(名古屋市東区)。
ここで間違い無いですね。
ソーシャルディスタンスを考慮した座席配置。
肝心の試験はあっという間に完答して途中退出しました。
【結果の程は・・・】
試験から1ヶ月弱。結果が送られてきました。
合格!
(合格通知ハガキを紛失したため、イラストでお楽しみください)
ここで気を抜いてはいけませんよ。合格したらお住いの地域の総務省通信局に免許申請を忘れずにしましょう。こちらの申請フォームを使います。顔写真、「氏名及び生年月日を証する書類」そして1,750円分の収入印紙が必要です。
申し込むと1ヶ月くらいで免許証が送られてきます。
意外と綺麗・・・!
【ドローン操縦に向けて】
さて、アマチュア無線資格を取得しましたので、晴れて実際に飛ばすドローン(+FPV)を準備していきます。しかしどうやら、FPVの無線局申請をする必要があるみたいです。
人だけでなく機材の申請も必要なのですね。。。
なかなか大変ですが、詳しいメンバーから助言をもらい、着々と進めて行こうと思います☆
それでは今回はこれにて!
(サンドマン)
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