2020年10月21日水曜日

そうだ! メンマを作ろう!! 第9話(じっくり漬けたので、干してみる。)

どうも、近頃急に寒くなり、体が追いついておりません、サンドマンです。

さて今回は(毎度のこと)久々の更新となりますが、メンマ作り企画の続編でございます。
公式Twitterなどをご覧いただいた方は近頃の状況をご存知かもしれませんが、

第7回より始まった、今年度のリベンジ、概ね好調です!!

今回は、漬け上がったメンマを干してみた件について、詳報をまとめていこうと思います。みなさまぜひおつきあいくださいませ!


【あれから3ヶ月・・・】

竹を塩水に漬けたからというもの。他の作業でバタバタしているうちにあっという間に3ヶ月が経過。

漬け込んだ際にはこんな感じだった竹が・・・

こんな感じに!

正直、形には大きな変化はないですが、元の竹にあった緑色は綺麗に取れていますね。
漬け込み始めた当初、一部のタッパーには水面に粘り気のようなものが発生し、「これはやばい・・・」と思っていましたが、時間が経つにつれて消えて無くなりました。おそらく時間が経つにつれて、タッパー内部の環境が乳酸菌優勢になったのだと思われます。(第6話で紹介した「選択的環境」っていうやつでしょうか。)
匂いに関しては、竹本来の青臭い匂いは抜け去り、独特の酸っぱい匂い(何に似ているとも形容しがたい。強いていうならたくあんとか??)になってました。

取り出してみると・・・、かなり柔らかくなっている!!
というか、一部(穂先に近い部分は)は簡単に崩れてしまうくらいに。。。(汚い写真なので見せられないよ!)

うん、漬けすぎた。

これ、漬け込んでいる間に時々硬さの様子をみながら、取り出すタイミングを見計らうべきだったのでしょうね。

【早速干していく!】

原型を留めている竹のみ選別し、干す準備をしていきます。


まずは、表面を真水で洗浄し、少しでも塩分を取り除いていきます。塩分がつきすぎていると、きちんと乾燥できないどころか、湿度が上がると逆に空気中の水分を吸収していましますので(まるで水取りぞうさん・・・。第5話でもお話ししましたね。)。
本来であれば、薄めの塩水(呼び塩)に漬けて塩抜きするべきなのでしょうが、塩を抜きすぎて乾燥途中に腐ってしまうのが怖かったので、やりませんでした。。。

キッチンペーパーで十分に余分な水分を吸った後、屋上に干物ネットを吊るして、干していきます!
(このタイミングで第8話で紹介したのと同様の、硬さ計測をしてみたのですが、ちょっとまとめ方に苦慮してます。うまくまとまれば、また今度紹介します。)

天気の良い日に干しちゃいましょう!!


良い天気につき、どんどん乾くことを期待して・・・いたが・・・


【1日では決着つかず・・・】

しかしながら、1日では乾きませんでした・・・
(やっぱり塩をしっかり抜いておいた方が良かったかな?)
仕方がないので家に持ち帰り、ベランダに干して延長戦!!



昼間は仕事で家を開けているわけで、留守中に雨に降られたら最悪です。
毎朝天気をしっかりチェック、雨がふりそうなら部屋干しに変更。
そんな生活を1週間繰り返し・・・

だいぶ小さくなりました!

この辺はだいぶカラカラになりましたね。

穂先に近い部位になってくると少し水分が多めか?

この辺はまだまだって感じですね。

一番最初の写真からは、市販で売られている乾燥メンマと似た雰囲気を感じます。これは行けるか?
一方で、全体的にわずかに湿っぽさが残っている。特に穂先に近い部位など、柔らかめの場所はまだまだ水分が多い。。。
そこで・・・・

【オーブンでとどめの一撃!】

100℃のオーブンで様子をみながら、合計数十分乾燥していきます。

乾燥完了したものがこちら!
だいぶ乾きましたね!干す前より色が少々濃くなったような気も。

干し終わった後の処理にも要注意。第5話の二の舞、カビを生やすわけには行かない。塩分が残っていますから、室温に放置しておくと、また湿っぽくなって、そして・・・(キャーッ)

というわけで、迷わず冷凍庫にイン。
少なくともこれでカビることはないですね。


と、こんな感じで昨シーズンより良好な兆しが見えてまいりました。
これも昨年度のありとあらゆる教訓の蓄積があってのことか・・・


次回は最後の工程、水で戻して実食!の詳報をお送りします。お楽しみにー!

(サンドマン)


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