2020年9月16日水曜日

【太陽光発電】(8)ソーラーパネル・チャージコントローラ間の送電線を敷設しよう!(施工編)

ソーラーパネルからチャージコントローラまでの配線工事。
いざ、敷設!


どうも、サンドマンです。
今回は、現在連載中の太陽光発電企画前回に引き続き、ソーラーパネルからチャージコントローラまでの配線についていよいよ施工してまいります!




【まず、屋内部分から。】

今回のためにφ28mmPF管とCVケーブル(14sq2心)を30mずつ買いました。
超でかい。。。写真を撮っておけばよかったよ・・・

 

大量の電線・電線管を前に、我々はなぜかこんな遊びを・・・


はい、ひょっこりはん。なぜこんなことをしたのか(笑)
(注)PV管はPF管の誤りです。

はいはい、それでは施工していきますねー!

屋上の入り口から、階段部分の壁を伝わせ、配線を1Fまで下ろしていきます。
配線をPF管に通しながら、PF管を壁に両サドルで固定していきます。
2Fより。赤丸の場所、見えますか?

拡大。

PF管は数mおきに細切れにし、少しずつ配線に通していきます。
PF管どうしは専用のカップリングで連結


この工事は「合成樹脂管工事」に相当し、サドルの間隔や屈曲半径など、施工方法に決まりがあります。(詳しくは、「電気の資格とお勉強 合成樹脂管工事」によくまとめられています)。少々サドルの数が少なかったかなあ。あとで足しておこう。
また、PF管の中で配線を切断・接続することは禁忌ですので、PF管の中では、配線を一発で通すようにします。

下に下ろした配線は、階段下のバッテリールームへ。

階段下より見上げるとこんな感じ。

【バッテリールームの中へ入線!】

そしてバッテリールームの入り口へ。

壁面に壁を開け、配線を通します。
ここで配線を切断し、ジョイントボックス(樹脂製の箱)を取り付け、その中で配線をつなぎます。電気工事ではリングスリーブをよく用いますが、14sqの極太線が2本入るスリーブを圧着できる工具がありませんでしたので、付き合わせ接続型のスリーブを使いました。圧着後はビニールテープでぐるぐる巻きにします3重以上巻いて、しっかり絶縁します。


ジョイントボックスの裏側はこんな感じ。
隙間から水や生物が侵入しないように、配線穴埋め用の粘土で埋めます。


バッテリールームの改装も並行して。
シャワールームのパーティションを1枚、強引に取り外す。
切断がうまくいかず。これがなかなか手強かった・・・

哀愁漂う私の姿・・・

壁面に配線を立体的に這わせていきます。

写真奥にチャージコントローラを固定し、そちらまで伸ばし、繋いでいきます。
壁面がコンクリートなので、サドル取り付けに相当苦労しました。下穴を開けたあと、コンクリートビスで固定します。下穴を開ける作業は、ドリルドライバーでは相当苦戦します。大人しくインパクトドライバーを準備するのが吉


できた!
PF管から配線を引き出す出口も、粘土で穴埋めします。

【今度は屋外に向かって配線!】

次に反対側、屋上の屋外へ向かう配線を整備します。
階段部分の壁を、縦に這わせた配管の上端がこんな感じ。

屋上入り口まで配管を伸ばし、
ここでも接続用のジョイントボックスを設けます。
ここで、屋内用配線と屋外用配線を連結。

こちらの方が、オーソドックスな電気工事って感じですね。
図のように配線をリングスリーブに通して圧着。

そしてビニールテープをぐるぐる巻きにして絶縁。


外に向かう配線は、こんな感じで這っていき、一旦壁の中へ潜ります。
壁の裏側に、外に配線を引き出せる穴が元々空いていたためです。
ここでも隙間は粘土で埋める。


配管は外へ!
あとはパネル設置予定地まで、伸ばしていくだけ!



できた!
ここの壁面もコンクリートですから、穴あけには苦労しました。。。


こうして配線作業がなかなかの苦労の上に完成しました!
何だか、ガレージに背骨が通った気がしますね。
動作確認は、バッテリールームにバッテリーを設置・接続できてからのお楽しみです。今後紹介してまいります。

今回はここまで。では!

(サンドマン)


EmoticonEmoticon