どうも、部署で一番体重が大きいことが明らかになってしまいました。サンドマンです。
さて、今回はガレージに大学生からの依頼がっ!
神奈川大学湘南ひらつかキャンパスにある、FabLab平塚で活動する長江さんが持ち込んだものは・・・
手作りの木彫りのギター!!
美しい・・・
外形の切削や表面の彫刻は、木工用のNC(MOC900)で加工されているようです。
便利な世の中になったもんだ・・・
今回のご依頼は、ギター側面にアンプ接続用のソケット埋め込むための穴を開けるというもの。
図示しますと、側面から矢印の向きに開けます。
FabLab平塚にある卓上ボール盤では加工ができなかったとのことで、僕らのガレージならできるかもしれないよ、と紹介を受けたのだそう!
確かにボール盤じゃ難しそうだ。
はい、加工できます!僕らのガレージならね。
こういうときに役に立つのが横フライスです。
穴をあける方向の寸法が大きなワーク(物体)の場合、ボール盤や小さめの縦フライスでは、ワークのセットができなかったり、難しかったりしますが、
横フライスなら心配ご無用。そこそこ大きな寸法でも干渉なくワークをセットできます。
さて、こちら一品ものですので、段取りは慎重に進めます。
(この手の作業は段取り9割、とかいいますよね。)
まずは横フライスの操作方法をお勉強していただきます。
慎重にハンドルを操作。
ガレージには木工用ドリルがなかったので、ドリルは購入し持ち込んでいただきました。
鉄工用とはまるで違う形状・・・!
そして横フライスに工具とワークをセット!
傷や汚れをつけないように当て板や布をしっかりと。
そして位置合わせも慎重に。穴の高さや向きはあっているか、確認します。
ワークを寝かせて置けるので、段取りも楽チンです!
そしていよいよ穴あけスタート!
切削音や切り屑形状を確認しながら、ゆっくりをドリルを入れていきます・・・
途中、切り屑が詰まらないよう何度か抜き差ししながら削り進め・・・
いよいよ。。。
開いた!
無事に穴をあけることに成功。ガレージがまた一つ役に立てたようで何よりです。
さて、一体どんなギターが完成するのか、楽しみですね。
ちなみに、完成した作品は、8/30〜9/4に、江ノ電江ノ島駅そばのギャラリーTにて展示されるとのことです!
詳細はFabLab平塚のFacebookページで公開されるかも、とのこと。
是非このブログで展示の様子を紹介したいですね!!
(サンドマン)
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