どうも、うだるような暑さでバテそうです。サンドマンです。
さて、先月ガレージに新たな機材が導入されました。
光造形式(DLP式)3Dプリンタ「Bean 3D」である!!
ガレージに現れた巨大な箱・・・ さてはこの中に・・・
では、開封の儀!
慎重に取り出します。
あれこれ中身を出し、店を広げ・・・
ついに本体が姿を現した!
世間でよく使われているFDM方式(溶かした樹脂を積み上げていくやつ)とはだいぶ違った格好ですね。
光造形式(DLP式)3Dプリンタは、液体状のレジン(樹脂)を下から紫外線で硬化させ、固まった層をプレートにくっつけて上に引き上げていく、この繰り返しにより造形を進めていきます。(イメージできない方はブログを読み進めていただければ!)
このDLP式、FDM方式に比べ、仕上がりが非常に綺麗です!
さらに、このBean3Dは、専用の樹脂を使用することにより、ロストワックス型を製作することも可能!!!すなわち、金属の鋳造にも活用できるのです!
すばらしいものを手に入れました。是非とも活用しなくては。
さて、早速造形のテストをしてまいりましょう。
※テストに当たっては、Bean3Dの公式サイトの他、
おりくらしげるさんのブログ等を参考とさせていただきました。
造形に使う素材を投入します。
造形物がくっつくプレートをセットし、素材を投入します。
こぼさないように慎重に入れましょう。
そして、PCと接続してモデルの登録・造形の設定を行います。
Bean3Dの場合は専用ソフトのインストールは不要で、PCとネットワーク接続し、Webブラウザベースで操作します。
今回は、Bean3Dに元々用意されているテスト用のモデルを使います。
それでは、造形開始!
プレートが下降し、液体レジンの容器にポチャン。
造形中の画面。
画面右下の視力検査みたいなパターンは、
紫外線の照射パターンですね。
これで待つこと数時間。。。。ついに・・・
プレートに何かが吊り下がっている・・・
ここです!ここ!
プレートを外して・・・
造形完了です!
めっちゃ意味不明な形状・・・
これをFDMでやろうとするのは相当厳しいでしょう。
この後、プレートからできたものを取り外し、表面を洗浄して、
日向ぼっこさせます。(固まりきってない樹脂を固める。)
日向ぼっこ、気持ちいかい??(笑)
さて、こんな感じでテストプリント完了です!
僕らのガレージでは、この3Dプリンタを最大限活用するべく、悪戦苦闘中であります。
光造形(DLP)式が苦手とする形状として、主に
①(積層方向の)断面が急に大きくなる形状
②樹脂溜まりができやすい形状
③(積層方向の)断面積が大きい形状
の3つがあります。
また、Bean自身には、FDM方式の3Dプリンタでよくあるような、サポート構造を自動作成する機能が備わっていないので、事前にサポート形状も含め作成する必要があります。
これらをどうにかするためのノウハウが溜まりつつありますので、
近日Mr.H氏より別記事にて公開予定です。ご期待あれ!!!
(サンドマン)
2 コメント
おはようございます。
突然すみませんが同じ3Dプリンターを中古で購入したのですが利用出来るbonjourプリンターが見つかりませんとなります。よろしければ設定、接続方法を具体的に教えて頂けませんでしょうか。宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
bonjourからの接続で手こずられているようですね。。。実は我々もbonjourでの接続に難航しまして。。。最終的には僕ガレでは優先LANにて無線LANルータ経由で接続しました。
具体的な方法は
①LANケーブルにて本体Beanとガレージ内にある無線LANルータに接続
②Beanの電源を入れしばらくしてからBeanのIPアドレスを探す
③インターネットブラウザーに(http://@@@.@@.@@.@/ ※@には②で調べたBean本体のIPアドレス)を打ち込んで本体との接続
ってな具合でBeanを動かしています~。
IPの検索にはこれを使いました↓
https://blog.yamafd.com/howoto_scan_ipaddress/
bonjourの接続不良の原因追及はしていないので何とも言えませんが上記の方法であれば接続は出来ましたよ♪
P.S
僕ガレでは、光造形3DPを手に入れた喜びと「bonjour」の発音が面白さが相まって”ボンジョー♪””ボンジョー♪”って口ずさみながら接続作業して、接続不良がおきたので個人的に「ボンジョーの呪い」だと思い込んでいます...
(*´Д`)
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